【閲覧注意】爺ちゃんから聞いた怖い話

沖縄戦に行った爺ちゃんから聞いた怖い話　嘘かほんとかもわかりません
だけど、先日爺ちゃんが無くなったし戦争の怖さを伝えるためにも書こうと思います

ﾋﾔﾂと霊感死期ﾊﾟｯﾄﾞ

まず前提としてこの話は少々グロデスクな表現を含みます　出来るだけ控えますが気分を悪くされたらすいません

沖縄戦の最中、アメリカは島の全域に展開していました　日本はチリじりになり、組織での抵抗は不可能となりました
爺ちゃんが言うには、当時は島のあちこちにガマと呼ばれる地下壕的な？まあ待避所的なものがありました
皆さんもそこにアメリカ兵が入って行ったりしている映像を見たことあるのではないでしょうか
そのガマは島に何個もあったため、ゲリラ戦を行う兵隊には都合がいいものでした
ある時、爺ちゃんが兵隊が隠れているガマを見つけて入っていったそうです

爺ちゃんも兵隊だったので所属と訳を話すとすぐに迎え入れてもらえたそうです
そこで兵隊たちが肉を食べていました　沖縄戦の最中に肉なんざあるわけないしあれは人肉だったのだろうと爺ちゃんは語ってくれました
ですが、当時の爺ちゃんは極限状態で食べれるものならなんでも食べたい状態です
爺ちゃんも食べたい旨をそこにいた将校に伝えると、怒鳴るわけでもなくただ、お前はやめておけとだけ言ったそうです
その何日かあと、将校たちが爺ちゃんに傷は癒えたか？と話しかけてきたそうです
爺ちゃんがなんとか大丈夫そうですとお礼を伝えると将校は、そうか、よかった　とほんとに安心したように言った後
お前は生き残れ！死んではダメだ！アメ公に見つかったらすぐに降伏しろ！っと言ってから最低限の食料と歩兵銃を持って出て行きました

爺ちゃんは連れて行ってもらえなかったことに驚きながらも、水汲みに行く途中で出会った親子が、向こうでアメリカ兵と日本兵が戦ってると話してくれたため、もうガマは見つかると判断してそこのガマを発ちました
しばらく進み、アメリカ兵を殺し、水を奪いどんどん北へ北へと逃げました
そして偶然見つけた別なガマにつくとそこは民間人が集まっている待避所でした
みんな服はボロボロ、体も薄汚れていて限界が近いように見えました
そこで受け入れてもらうと、住民から那覇も首里城も陥落間近という話を聞きます
アメリカ兵の流したデマに決まってると思った爺ちゃんはその場で叫んだそうです
ですがその噂は本当で、事実それから間も無くして那覇は陥落しました

しかも、その頃にはアメリカ兵は沖縄ほぼ全域に上陸しており、見つかるのは時間の問題
そう思っていたらいつの間にか寝てしまったそうです
数日経って、外から声がしました　片言の日本語で投稿を呼びかけているように聞こえたそうです
みんなが騒ぎ、泣き出します　誰かが天皇陛下万歳!!!!の叫び声と共に爆弾を爆破させました
爺ちゃんは気を失ったらしいですが、幸いなことに生きていました
ちなみにじいちゃんの体にはこの時の爆弾の破片が体に残っていました
その後ヨロヨロとたって外に出るともう真っ暗です
本当に何も見えない中を水を求めて爺ちゃんは必死に歩きました
だけど川がないし池もない　死ぬということをひしひしと感じたそうです
だけど、どこからか声がした気がしました
藁にもすがる思いでじいちゃんが歩いていくとそこにはガマが
中に入ると少しの明かりに照らされてたのは助けてくれた将校、途中で出会った親子、
ガマにいた民間人たち、兵隊　とにかくいろんな人がいました　将校が立ち上がり、爺ちゃんに歩み寄ってきて
飲むんだと言って水を渡します　爺ちゃんが泣きながらありがとうございますと言うと
将校はお前はまだ来ちゃダメだと言ったそうです　爺ちゃんが？となっていると突然意識
が遠のきました　眠るようにでも苦しいわけでもない　視界が突然暗くなったそうです

気づいたらそこはさっき爆弾が爆破されたガマ　将校たちがいたガマではなかったそうです
そこで爺ちゃんは気づきます　周りで人が大量に死んでることに
目が飛び出ているもの、顔が半分なくなっているもの、体がバラバラのもの　そこにはかつて人間だったものがありました
爺ちゃんが横を見るとさっき将校の横に座っていた女性の死体が目につきました

見てる、続けろください

やがみ見てそう

爺ちゃんが話してくれたのはここまでで、ただの夢だったのかもなwと笑っていました
この話の内容からして爺ちゃんが皆と会ったガマはもしかしたら死者が集まっている空間だったのかもしれません
それと、将校も後日行方不明扱いで戦死が確認されたそうです
これは爺ちゃんが極限状態で見た幻覚なのかそれとも現実なのか、爺ちゃんはもういないのでわからずじまいです

何か質問があればどうぞ　文章でわかりにくかったところとかでも大丈夫です

将校…ええやつやん…

ここまで周りから想われてるなら、イッチの祖父も良い人だったんだろうな

ちょっとじいちゃんがその後どうしたかを一応書いておきます
爺ちゃんはすぐに洞窟から出て味方がいるところへ行こうとしました
ですがもうすでに首里は陥落しており、日本軍も抵抗はできず、各地で偶発的に戦闘が発生していました
一方のアメリカ兵も数で押していたため、兵士には若者が多く突然発狂して民間人を射殺したり日本兵
に銃剣で刺されたり、末期戦と言ってもいいような状況で、行く先で死体を見なかった方が珍しかったと話していました
爺ちゃんはしばらく彷徨った後倒れたところをアメリカ兵に捕虜にされ、終戦後無事引き渡されたそうです

ケツ怪師ワイ「ケツ！ケツ！w」(女子高生の後ろを腰を振りながらついていく)

人から聞いた話という体裁の創作でしょ。

修学旅行でガマ入ったけど
あそこは二度と入りたく無いと思えたよ…

お爺さん生きてて良かったわ
無くなってたらイッチ居ないんだもんな

普通に貴重な話だった

懐かしいなそういう体験したの何人かいたな
私もその1人だが

極限状態では何が起こってもおかしくないしな
ましてや臨死体験だもんな